目指すものが違う人を憧れても意味がない
上司とあなたは別人です。当たり前です。
上司の方にはその人の目標があって、その目標の達成のために走ってます。
あなたにもあなたの目標があるはずです。
あなたは、たまたま上司が目標を達成するその途中経過を横で見ているのです。
身近な存在だからキラキラしているように見えるので憧れるのです。
ちなみにですが、
誰もが知ってる大富豪と言えば、色々な方がいますが、Facebook創業者の、マークザッカーバーグさんもその1人ですよね。
凄すぎる人ですよね。
で、憧れます?
自分と違いすぎる+近くにいないので憧れる対象にならないです。
目の前にいるからこそ憧れる
- ばりばり仕事をする姿に憧れる
- 人に信頼される姿に憧れる
- 親切な対応に憧れる
などの憧れる要素を持っているかもしれませんが、もしあなたが上司に憧れているなら、それは上司の人がこれまでやってきた結果に憧れているってことです。
結果に憧れるのでなく、その人のそれまでのプロセスをまねる必要があります。
お互い目指すものが違っているはずです。
でも、あなたが上司のことを憧れているなら、やはり何かしらの魅力を持っています。
この魅力を持っている理由を追求する必要があります。
魅力を追求するためには、その人がどんな経歴で何に時間を多く使ってきたのかについて分析する必要があります。
これは、目指すものが違っても、プロセスとしてどんな行動をしてきたのかという部分については真似るだけで得られるものがあるからです。
真似た結果として、あなたが得たい結果を得られるかは分かりませんが、以前のあなたより真似ている時のあなたはチャレンジすることになりますので、自信がつくはずです。
そうすれば次の行動をする時には、もっと取り組みやすい状態になっているはずです。
自分自身の目標無しに頑張ると、僕のように失敗をするのでご注意ください。
だかまんの失敗
当時僕は入社5年目で、プロマネとしてばりばり仕事をしていました。
その年の秋、僕が憧れていた課長が昇進のために外部に約一年間研修に行くことになりました。
その年は、とある部品の量産工事立ち上げの年で、異常なほど忙しい年でした。
普段は管理職レイヤーとの調整は課長の仕事でしたが、その仕事も僕が担当するようになり、その他にも業務は山ほど。
平日の業務時間は短くて15時間(週二回は会社に泊まり込み)、土日は片方出勤という鬼シフトで1年間やり切りました。
鬼シフトでしたが、仕事が楽しくてしょうがありませんでした。
僕は課長の、
- 誰からも信頼されている点
- 誰よりも仕事を頑張っている点
に惹かれて、憧れを抱きました。
「課長が職場に戻ってくるまでは、俺がこの部署守るんだ!」という気持ちで仕事をし、無事に量産工事の立ち上げに成功しました。
その年の年度末。課長は研修に行ってるためまだいません。
僕は部長から人事異動を言われます。
「えっ!!?このタイミングで?」
と思いました。
「俺の想いは何だったんだー!!!」と打ちのめされました。
研修中の課長にも僕の異動について確認しました。
「お疲れ様でした」の言葉が帰ってきました。
異動と言われたこともショックでしたし、上司が止めてくれると勝手に思ってしまっていたことが、更にショックを深めました。
その結果、次の部署では全然やる気がなくなり、部署を転々とした後に転職をしています。
ただ、今考えると、僕は真似できないものを真似しようとしていました。
僕が憧れた上司が課長になるまでのプロセスとして、
- 新入社員の研修の時期から24時まで仕事をしていた
- 平均睡眠時間は1日3時間
- 昼は5分でご飯を食べてすぐ仕事
このプロセス、真似できないです。到底無理w
体を壊して入院してしまうw
加えてもう一点。ここがポイントです。
組織の目標しか当時の僕には燃えるものが無かった
自分が燃える理由は自分で決める必要があります。
つまり、
憧れた上司に役に立つために頑張るのではなく、自分自身で掲げた目標のために突っ走らないと意味がない
ということなんです。
他人や環境の影響で変わってしまうものは、あなたが掲げる目標ではありません。
あなたの将来像に対して自分で燃えて、そのビジョンに向かって頑張っていきく必要があります。
この方が絶対に後で後悔しません。
自分で決めて、自分で走る!かっこいいじゃないですか!
- あなたの憧れる姿は何ですか?
- 具体的な目標はありますか?
- どんな将来を望みますか?
目標、やりたいことが決まっていないという方は以下のリンクに目標の設定手法を書いていますので、確認してください。
まとめ
目標は自分で決めるものであり、その目標を達成するために今を頑張る
上司に憧れるのではなく、上司の歩んだプロセスならあなたの目標達成に役に立つ可能性があるので、真似てみるのも一つの手
以上が、「入社1年目〜5年目の方に伝えたい。上司に憧れない方がいい理由。」という記事内容です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
だかまんでした。
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