5年目までの社会人に伝えたい。御用聞きが重要である理由

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能力として秀でている人より、ネットワークを持っている人が昇進する

社会人として過ごすには2パターンあります。

  • 一部の領域に特化する、職人型
  • 他部署の仕事も浅くできる、マネジメント型

僕が言っているのは、マネジメント型の方が昇進するよと言っています。

 

職人型を言い換えるなら、包丁の先端です。

尖りまくって、この人無しには他が動けなくなるまでできればその人の必要性がその場に生まれます。

ただこの仕事の仕方は今の時代に合っていません。

定期的な人事異動をさせることは会社の仕事です。

しかも、このやり方は、ビジネス環境に変化が発生しない場合の仕事のやり方です。

 

逆にマネジメント型は、御用聞きに近いです。

御用を聞く先は、次の部署。

次の部署に書類なり、図面なり、製品なり、システムなり納めますよね。

この納めるものが相手にとって使いやすいものかどうか、ちゃんと打ち合わせして納めるというのが御用聞きの意味です。

 

打ち合わせをしない場合、どうなるでしょうか?

相手の意図に合致していれば大丈夫。

合致していなければ、やり直しですよね。

で、コミュニケーション無しに意図が合致すること、ありますかね?

僕はそんな仕事は知りません。

基本的に相手としっかり認識を合わせるから、相手の望むものになるのです。

相手から望まれる人は、その部署に異動で呼ばれやすくなりますよね。

 

話をちょっと膨らませます。

自分の部署の前工程の人と調整できるようになったら自分の仕事はどうなると思いますか?

面倒な案件が少なくなると思いませんか?

何かのついでの時に、自分から「何か相談事ある~?」と聞けばいいのです。

聞けば相手は答えてくれます。

「次こういう内容をお願いしようと思っている」と言ってくれたら、十分です。

これに自分の欲しい情報や依頼の仕方の変更などを言えばいいのです。

自分のアウトプットがしやすい形を自分で作れるってことですよね。

で、自分がアウトプットを作ったら、それを事前に次の部署の人と調整しておくんです。

これであなたの仕事は効率良く回る気ようになります。

 

この仕事のやり方は、交換在庫が限られる仕事の場合、非常に重要です。

<例>

年間で10個在庫を持つのが、最適と考えられていた。

実は現場がうまいことやりくりしていたから、交換数が伸びずその数で大丈夫だった。

本当は20個在庫を持つことが最適だと思った。

 

こういうことって現場ではよくあります。

「裏ではこうやっている」

現場の生の情報を伝えることなしに、いきなり変化させても物ありきの仕事ならすぐに破綻してしまいます。

さっきの話で言うと、いきなり交換数を20個に変えたら、後の号機で部品の交換ができなくなりますよねw

(ちなみに僕はそんな風に交換率を一気に変えて契約を破綻させかけましたww)

 

アウトプットするというのは、定常の仕事でない限り、何か変化を発生させます。

なので、その変化をしっかり周りに伝えることが、アウトプットする部署としての役目だと考えています。

しっかり周りを考えて動いていきましょう。

あなたがそういう風に考えてくれることが、周りに伝わり、周りからの信頼を得て、あなたの存在が会社にとって重要になっていきます。

結果、あなたは部署の中で引っ張りだこの存在になります。

人から頼られる存在であることを望むのなら、おすすめの行動です。

是非是非やっていきましょ

う!

あなたを応援しています。

以上が、「5年目までの社会人に伝えたい。御用聞きが重要である理由」でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

だかまんでした☆

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